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グリットで自由を広げる自主的な学びの場

9m×9mの大きなスパン割り

軽井沢の木立の広がる敷地で構想された、男女共学の全寮制高等インターナショナルスクール。約7,000坪の広大な敷地の中にあって、建物は傾斜に合わせて、北側から寮、校舎、体育館の順に配置されている。「どこでも学ぶ」をコンセプトにし、建物の外のテラスやアプローチなども計画に取り込まれた。

開放感を高めるため柱や梁は現しに

2階建ての校舎は、基本的に9×9mという大きなスパン割りで計画されている。大人数で使用する建物であり、積載荷重も大きいことから、構造材は170mm角の柱と170mm幅の梁で構成。

1階にはカフェテリアと厨房、事務・職員室が入り、2階には図書室と教室が配されている。特に1階中央のカフェテリアでは、9×18mの大空間が間仕切り壁を設けることなく計画された。室内の開放感を高めるため構造の柱や梁は現しに。


可変性がありどこでも学べる空間

外部では18m幅のデッキテラスと連続し、さらに広がりが生まれている。また2階の教室などでは屋根勾配を見せ、登り梁には鋼製の張弦梁を組み合わせて軽快にまとめられた。同じく2階建ての寮では、1階には1人・2人・4人用の部屋を配置。

2階では共用のリビングとダイニングがスキップフロア状に階段でつながり、南側に向けて大きく開いている。リビングは教室としても使うことができる。また、リビングとダイニング間は空間が分断されないように、耐力要素として鋼製ブレースを採用。コンセプトにふさわしい、可変性がありどこでも学べる空間が実現した。