木造建築物の構造計算について
「適切なパートナーが必要」
弊社代表の福田浩史が10月8日に東京ビックサイト青海会場で開催された
「非住宅木造建築フェア2021」で
木造建築物の構造計算について講演を行いました。
講演では、木造建築物の構造計算の難しさについて、
多様な計算法があり「1冊ですべてをカバーできるマニュアルがないこと」や
4号特例と仕様定義があり、4号特例では構造に関する責任が
意匠設計にありながら実際は
プレカット工場が担うケースが多いことなどで分かりにくいことを挙げました。
また、構造設計のうえで中間領域のようなものが多く、
その整備が課題ということ、初期段階で構造計画を検討し
適切なパートナーが必要なこと、木造の構造計算は
プレカットの付帯サービスではなく、費用を予算化すること、
構造パートナーによる提案の幅がことなることなどを解説しました。